HAGのRBe4/4にデコーダを載せる

交流モーターのままデジタル化

HAGのRBe4/4を交流モーターのままデジタル化した時の模様です。 当初は、前進・後進とも暴走する状態でしたが、 HiLoさんのおかげでちゃんと制御できるようになりました。 これで、モーターを直流化するのが困難な車両でもデジタル化できるということが わかりました。

工作することにより模型を破損しても補償致しかねます。 工作される場合には、自己の責任でお願い致します。

デコーダは、Uhlenbrock 76200を使います。 サウンドモジュール用のソケットが付いています。
Uhlenbrock 76200

ピンの割り当てを確認します。

weiß Feldspule(チョークへ)
weiß Feldspule(チョークへ。同じ)
grün Motorschild(ブラシへ)
blau Motorschild(ブラシへ)
braun Masse(グランド。レールと接続)
rot Schleifer(電源。シューと接続)
grau Licht vorne(前部ライト)
gelb Licht hinten(後部ライト)

アナログ時の様子から見て行きます。まずは、ヘッドライト部分です。
RBe4_4 FRONT

左側です。電源をレールと架線から選べます。
RBe4_4 LEFT

右側です。逆転器は取り外す予定です。グランドの取り方をどうしたものか。
RBe4_4 RIGHT

テールライトと室内灯です。それと、集電シューへの配線。
RBe4_4 REAR

デジタル化を行います。逆転器は取り外して、デコーダを搭載開始します。

デコーダをシャーシにネジ止めして、braunと通電させます。 braunは、モーターへ接続します。
RBe4_4 mit lokdecoder RIGHT

rotは、架線ないしは集電シューへ配線します。 weibの結線はわからないので、とりあえず放置していましたが、 正解は、写真の通りです。
RBe4_4 weibの結線

grunとblauをブラシのあるサイドに配線します。 induction coilを切り離し、絶縁テープで絶縁しているところに注目してください。 これには分かりにくくて困りました。
RBe4_4 grunとblauの結線

本当は、feldspule(field coil)を付けるべきなのですが、今回は付けていません。 診ていただいたHiLoさんの手によって、元の状態に戻されます。
RBe4_4 ボディ

動作確認します。室内灯はつきっ放しです。
RBe4_4 動作確認

前進後進が逆でしたが、写真では配線し直してあります。これでめでたく完成です。

SBB-FFS RBe4/4電車の紹介に戻ります。
SBB-FFS RBe4/4電車

2005/2/14 初版作成

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