FSの振り子式電車、ETR 450 "Pendolino"です。
1970年代に試験的に作られたETR401を元に1987年に登場したのがETR450です。
9両編成で運用されました。
振り子式電車には、遠心力で車体を自然に傾けることで高速のままカーブを曲がろうとする「自然式振り子式」 と強制的に傾ける「制御振り子式」とがありますが、 "Pendolino"は、制御振り子式を採用しています。
イタリアの振り子式電車には、ETR450以降、1993年には車体の大型化と振り子式の改良(台車マウント)が行われたETR460、 ETR460をイタリア国内の3000Vとフランス用の1500Vの2電源方式に対応させたETR480、 スイスとイタリアの共同運営のETR470 "Cisalpino"などが登場しています。
モデルは、LIMA製。物々交換で手に入れました。現在、4両編成です。 配線がばらばらなので走りません。 なんとか3線化デジタル改造を施して、走らせたいと思います。
Marklin純正の集電シューを付けてみましたが、厚みが足りないようです。
そこで、BRAWAの客車用の短いシューを直付けしてみました。
モーター部分の配線の様子です。
デコーダは、LokPilotを使用しました。
走らせて見たところポイントでひっかかるようでしたので、台車の裏を削りました。
2005/11/23 初版作成